【東京本校】赤外線建物診断 実施事例
2022年 07月28日
■実施校
東京本校
■日時
2022年5月
■実施の詳細
ご依頼を頂き、都内SRC造 築35年の8階建てマンション(外壁がタイル貼り)の赤外線建物診断を行いました。
事前調査を行い、建物周辺の危険因子の洗い出しや日の傾き・影のでき方などを確認し撮影計画を立てます。打診が可能な部位や手持ちの赤外線カメラでの撮影も視野に計画を作成します。今回は建物の全4面を87分割し撮影する計画を立てました。
事前調査が終わり、飛行計画や実施日を確定します。ドローン撮影で外壁点検を行う旨、居住者の方に書面で調査日や方法を周知します。今回は住居の外壁調査であるため、調査時間帯はカーテンを締めていただきたい旨もあわせてお願いしました。
本撮影日は、晴天で風速が5m/s以下、予想日較差(最低・再考気温の温度差)5~8℃以上である必要なため、天気予報を確認し実施可否を事前に判断します。
本撮影は晴天で、事故なく1日で終了。日照がない時間帯や影になっている面はできる範囲の打診を行いました。作業員はパイロット、カメラオペレーター、補助員等併せて3人で実施しました。
撮影後は、可視画像・赤外線カメラ画像を解析し、タイルが浮いている部分がないか確認しました。診断では、周囲との温度差や、温度上昇を比較し判断します。解析中に撮影画像に不備が確認された場合等、再撮影を行い成果物の制度を上げます。
解析が終了すると、可視画像と赤外線画像を比較したもの、打診の結果をもとにレポートを作成、依頼主様に納品し実施完了となりました。
※晴天でない場合、調査精度担保のため撮影を延期することがございます。
■成果物
? ▼赤外線カメラ画像での調査結果
▼赤外線カメラ画像と打診での調査結果
▼打診での調査結果
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